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事業の目的
高知県は豊かな気候風土に恵まれ、ショウガ、ナス、オクラ、シシトウなどの特徴的な農産物が生産されているほか、ユズやブンタンなどのカンキツ栽培も盛んです。平成19年の農業産出額は高知県全体で973億円、都道府県単位で比較すると32位の位置にあります。この順位が高いのか、低いのかは別にして、素材である農産物や水産物を加工する食品加工業の生産額が、同じ年で788億円、全国45位であるという現状にあることを指摘しておかなければなりません。全国的に見て、食品加工業の生産額が農業産出額よりも低い県は、高知県を含めて4県しかなく、さらに高知県と同じレベルの農業産出額を有する県では、食品加工業の生産額が、高知県の現状より1000億円程度多いのが一般的な数字です。

この状況は、高知県の農産物の多くが生鮮で出荷されており、加工に回される量が極めて限られていることを反映しています。加工食品は季節に限定されず、経年的な供給体制が取れることから、価格が安定し、さらに輸送コストも削減できます。また、「健康の維持・増進」などのヘルスクレームが謳える「特定保健用食品」に代表されるように、高い付加価値を訴求することも可能です。したがって高知県では、現在の生鮮に依存した農水産物の取り扱いを、付加価値を上乗せした加工食品へとシフトしていくことが必要であると考えます。

このシフトには、農水産物を加工して、高い付加価値の上乗せを実現する、食品産業の担い手に加え、素材として付加価値の高い農水産物を生産する一次産業従事者も求められます。さらにその流通や販売を市場のニーズに照らして、適切にコントロールできる人材も必要とされます。まさに「生産」、「加工」、「流通」、「販売」をシームレスに繋げる有為な人材と、その強力なネットワークの構築が待望されていると言えます。

今回、高知大学で実施する「土佐フードビジネスクリエーター(FBC)人材創出」事業は、このような地域的な特性を鑑み、地域における食品産業の振興に必要とされる中核人材を育成することを目的にしています。「地域の大学」として、地域が求める最優先課題である一次産業の再生と振興を実現する上で、最も期待できる食品産業の振興を目指して、地域と手を携えながら、さらに高知県工業技術センターの皆様のお力をお借りしながら、全力を挙げてこの人材育成プログラムに取り組んでまいります。本プログラムに対する地域の皆様のご理解とご支援をお願いすると共に、本事業で育成する中核人材の「その後」に、大いにご注目頂きたいと存じます。

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